Studio
Studio は AR Clip のエディタです。ブラウザで動き、作業は自動で保存されます。チーム全員が同じシーンを同時に編集できます。
このセクションでは、エディタの各部分を説明します。コンポーネント、物理演算、スクリプトなど、シーンの動きのしくみについては Creators Engine を見てください。
はじめに
プロジェクトの構成
プロジェクト
└── スペース 背景 · ライティング · グリッド · 単位 · カメラ
└── シーン Anchor を持つオブジェクト(Anchor はシーンを表示させるトリガー)
└── オブジェクト
- プロジェクトにはスペースが入ります。
- スペースには、シーンと、シーン同士で共有する設定が入ります。
- シーンは、Anchor コンポーネントを持つオブジェクトです。オブジェクトがシーンになるかどうかは、Anchor だけで決まります。
- シーンの中にあるものは、すべて普通のオブジェクトです。
オブジェクトはコンポーネントでできている
どのオブジェクトもコンポーネントでできています。コンポーネントは子オブジェクトではなく、レイヤーツリーにも表示されません。コンポーネントが、そのオブジェクトが何であるかを決めます。
オブジェクト「ランプ」
◆ Transform どこにあるか
◆ Geometry 形
◆ Material 見た目
◆ Events 何に反応するか
◆ UI オブジェクトについたインターフェースカード
◆ Script 動き
UI、Events、Script、Patch、Animation、States も、Transform や Geometry と同じコンポーネントです。つまり、シーンのインターフェースはシーンのオブジェクトについた UI コンポーネントで、シーンとは別のレイヤーではありません。
子オブジェクトとコンポーネント
エディタでは、どちらもオブジェクトの「中にあるもの」のように見えます。でも、しくみは違います。
- 子オブジェクトは、別のオブジェクトの中に入った、独立したオブジェクトです。親を動かすと、子も一緒に動きます。
- コンポーネントは、オブジェクトそのものの一部です。1 つのオブジェクトに、同じ種類のコンポーネントは 1 つまでしかつけられません。追加は + new component から行います。
この 2 つを見分けられるようになると、エディタのほかの部分もずっとわかりやすくなります。
シーン、オブジェクト、スペース全体のロジック
この 3 つは、どれも同じ種類のオブジェクトです。違うのは、持っているコンポーネントだけです。
- シーンは Anchor コンポーネントを持ち、Transform を持ちません。
- 普通のオブジェクトは Transform と、自分で追加したコンポーネントを持ちます。Anchor は持ちません。
- スペース全体のロジックは、親のないオブジェクトについた Script コンポーネントか Patch コンポーネントです。Anchor も Transform も持ちません。
→ 詳しくはオブジェクトとシーンで説明しています。
Studio の中のエディタ
Studio には 4 つのエディタが入っています。どれも左側のレールから開きます。
タイムライン上で動きを組み立てます。
Patch editorノードをつないだグラフでロジックをつくります。
UI editorシーンの上に重ねる 2D インターフェースをデザインします。
Material editor表面の見た目を設定します。
Studio は拡張することもできます。プラグインを使うと、パネルやジェネレーター、さらには独自の種類のコンポーネントを追加できます。
チームで作業する
プロジェクトを編集している人のアバターが、全員の上部バーに表示されます。ほかの人の変更も、その場で見えます。
元に戻す(Undo)は自分の操作だけが対象です。同僚の作業を取り消すことはありません。ただし、その間に同僚が同じオブジェクトを変更したかどうかまでは考慮しません。
シーンの特定の場所にメモを残すには、コメントを使います。どこの話かを言葉で説明するより、たいていわかりやすくなります。
次へ: 最初のプロジェクト — 小さな AR シーンをつくって公開します。